この記事を読んで分かる事
投資と聞くとリスクが高いイメージがありますが、
ローリスク・ハイリターンな投資法
があることをご存知でしょうか。
この記事ではそんな理想的な投資法であるIPO投資をメリット・デメリット含めてご紹介します。
これから投資を始めようと思っている方にこそおすすめの投資法です。
IPO投資とは
IPO投資の基本
世の中の会社は2つに分ける事ができます。
2)上場していない会社
証券取引所?
聞きなれない言葉が出てきましたが、これは東証一部やマザーズ等、株の取引きを行う場所の事を指しています。
一般の人が買うことができる株というのはこの証券取引所に上場している企業の株だけです。
未上場の株は購入することができません。
IPOとは「Initial Public Offering」の略であり、
未上場の会社が、証券取引所に上場する事を表します。
つまりどういうことかというと、
上場する事が決まる事によって、一般の人が今まで買えなかった企業の株を購入できるようになります。
IPO投資では上場が決まった会社の上場前の株を購入し、上場した直後に決まる初値で売却する事で利益を得る事を目的とした投資法です。
ただし、IPO投資はとても人気な為、抽選で当たった人しか購入する事ができません。
IPO投資のメリット
【最大のメリット】勝率の高さ
IPOのメリットは何といっても、上場するタイミングで企業の株価が上昇する確率が非常に高いという事です。
以下、きゅーり調べですが
過去3年間の初値上昇確率は約9割です!!
IPO件数 | 初値上昇数 | 初値上昇確率 | |
2019年 | 82社 | 74社 | 90% |
2018年 | 88社 | 79社 | 90% |
2017年 | 86社 | 78社 | 91% |
3年平均 | 256社 | 231社 | 90% |
なぜこれだけ初値上昇率が高いかというと、公募価格が割安に設定されていることが多いからです。
どういうことか、会社の気持ちになって考えてみましょう。
会社は新しく資金を調達する事を目的の一つとして上場を行います。
その際自社の株を発行して投資家に買ってもらう事で資金を集めます。
でももしこの時株が高くて、魅力的に見えなかったら誰も買わないですよね。
IPO株を投資家に買ってもらうためには、魅力的な株でなければなりません。
そこで会社は、比較的割安な株価設定で株を売ることが多いのです。
上場後は需要と供給に応じて本来の企業価値に近づいていくので株価が上がる可能性が高いという事です。
多くの場合IPO投資で一度に上げる事のできる利益は数万円ですが、
場合によっては数十万、百万円を超える利益を上げる事ができる場合もあります。
参考までに2019年に初値で大きな上昇が起きたIPO銘柄をいくつか載せておきます。
銘柄 | 購入価格 | 初値 | 利益 |
AI inside | 3,600円 | 12,600円 | 900,000円 |
スポーツフィールド | 2,730円 | 8,500円 | 577,000円 |
ジェイック | 4,750円 | 10,320円 | 557,000円 |
リビン・テクノロジーズ | 3,900円 | 9,000円 | 510,000円 |
ベース | 4,700円 | 9,050円 | 435,000円 |
一撃でこれだけの利益を上げる事ができる可能性を秘めているのは夢がありますね!!
手数料なし
この後の章で手順を紹介しますが、IPO投資をするにあたって行うブックビルディング等には手数料がかからないので資金が減る事がありません。
ただしIPO株購入後の売却時の手数料はかかります。
抽選に申し込んで当たったら資金を増やすことができますが、抽選に外れても資金が減らないなんて
宝くじの反則版ですね(笑)
初心者でも理解しやすい
通常の株式投資に比べて企業分析も簡単に済ませる事ができますし、
チャートが分からなくても問題ないのでとてもとっつきやすいのがIPO投資の特徴でもあります。
実際私もまず個別株等ではなく、IPO投資から始めました。
IPO投資のデメリット
IPO投資はメリットが多い投資法ですが、当然デメリットもあります。
それぞれの対策については以下の記事をご覧ください。
この記事を読んで分かる事IPO投資はやみくもに行うよりも戦略を立てる事が必要です。この記事ではIPOで当選確率を上げるための方法や、当選時に利益がマイナスにならないよう公募割れを避ける為の極意をご紹介したいと思います。[…]
【最大のデメリット】根気が必要
IPO投資はとても魅力的な投資法です。
冒頭でも記載した通り、魅力的であるが故に多くの人がやりたいと考えるので抽選で当たった人しか購入できない仕組みになっています。
なのでなかなか当たらない為、根気強く実施する必要があります。
公募割れの可能性
IPO投資は勝率の高い投資法ですが、それでも投資なので当然100%勝てるわけではありません。
負ける可能性もあります、それが公募割れです。
公募割れとは上場前の株価よりも上場後の株価が下がってしまう事です。
IPO投資のやり方
IPO投資の魅力が分かったところで、
続いて実際にどうやってやればよいのかについて解説していきます。
一般的な流れ
基本的にIPO投資を行うまでの流れは以下になります。
各段階について1つ1つ解説してきます。
準備
準備段階についてはIPOに限らず投資を行うのであれば共通で対応が必要になります。
証券口座を開設して、資金を入金する必要があります。
ただしIPO投資においては証券会社によって事前に入金する必要が無い場合もあります。
申し込み
ここは注意が必要です。
IPO投資では申し込みを2回行う必要がある証券会社がほとんどです。
第二段階:購入申し込み
まず第一段階の申し込みはブックビルディング(通称BB)です。
これは私はこのIPO株を買いたいです、と宣言をする事です。
ここまででも述べてきた通りIPO株投資は魅力的な投資方法であるが故に、抽選制であると説明させて頂きました。
そこでIPO株が欲しい人をブックビルディングで募って、その中から抽選等で購入できる人を決めるのです。
そして見事抽選で選ばれて購入できる事になったら、第二段階として晴れて購入申し込みを行う事ができます。
仮にブックビルディングで当選しても購入申し込みを忘れてしまった場合、購入することはできませんのでご注意ください。
売却
購入することができたら最後は売却です。
IPO投資では基本的に上場初日の初値で売却する事が鉄則となります。
これは株式投資全般に言える事ですが、売るタイミングの見極めというのはとても難しいものです。
へたにタイミングを見極めて利益が減るよりも、自分の中で必ず初値で売るとルールを設けて対応した方が精神衛生上もよいですし、利益にも繋がりやすいためです。
またデイトレードをしている様な方であれば日中の株価を見て適切なタイミングを見極めて売却する事ができるかもしれませんが、
日中は仕事で常に相場を確認できないという方も多いかと思いますので、初値売りであれば朝の通勤中に注文を出しておくだけでよいので対応もしやすいです。
終わりに
IPO投資はいかがでしたでしょうか、
ぜひ挑戦してみたいと思った方も根気がいるのはちょっと、、、と思った方もいらっしゃるかと思います。
大切なのはそういった投資方法もあると知った上でやるかやらないかを自分で判断する事です。
何事も知ってるか知らないか、やるかやらないかです。
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きゅーりの投資方法の全体像の記事も執筆しておりますのでぜひこちらもご覧頂ければと思います。
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ご覧頂いてありがとうございました!!
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